説明: アメリカでLLCを設立した非居住者の方へ。たとえ収入がゼロでも、IRSへの税務申告義務は免れません。本記事ではIRS公式文書(Pub 1635、583、ISS4など)に基づき、フォーム5472や1120の提出義務を詳しく解説します。⚠️ SpeedEINは米国内住所の提供を行っておらず、申込者様自身で住所をご用意いただく必要があります。また、IRSからのCP 575通知書の転送やスキャンも行っておりません。
✅ 1. EIN取得=収入ゼロでも申告義務あり
「収入がなければLLCの税務申告は不要」という誤解が多く見られます。
🚨 これは誤りです。 IRSのPublication 583によると、EINを取得したLLCは収入の有無に関わらず、必ず税務申告を行う必要があります。
📌 IRS Pub 583より抜粋:
「EINを取得したら、たとえ事業活動がなかった場合でも、申告を行う必要があります。」
📋 2. 外国人所有のLLCが収入ゼロでも提出が必要な税務フォーム
フォーム | 用途 | 対象者 | 提出期限 | 必須 |
---|---|---|---|---|
フォーム5472 | 外国人所有の米国LLCの情報開示 | 外国人単独所有LLC | 4月15日 | ✅ 必須 |
フォーム1120 | 法人税申告書(5472とセットで提出) | 収入がゼロでも必ず提出 | 4月15日 | ✅ 必須 |
フォーム1065 | パートナーシップ用申告書(複数所有者のLLC) | 複数メンバーのLLC | 3月15日 | ✅ 必須 |
フォーム1040-NR | 非居住者個人の申告書 | 米国源泉所得がある場合のみ | 4月15日 | 条件次第 |
🚨 3. 未申告のリスクとIRSの罰則
IRS ISS4によると、申告しなかった場合、以下のような厳しいペナルティが科されます:
行為 | IRSの罰則・影響 |
---|---|
フォーム5472未提出 | 年間$25,000の罰金 |
EIN取得後未申告 | EINの取消しリスク |
複数年の無申告 | 将来の会社設立が困難に |
遅延・誤った申告 | 訂正費用が初期申告費用の5〜10倍に膨れ上がる |
📌 4. EINは「申請完了」ではなく「始まり」の合図
一部の業者はEIN取得だけを代行し、申告義務については案内しません。これは非常に危険です。
SpeedEINは次の点を強調しています:
- EINを取得したらIRSはあなたの会社が稼働中とみなす
- 収入ゼロでも申告義務は消えない
- 申告遅延や未申告は重い罰則が伴う
- 早期対応が将来の大きな損失を防ぐ
💡 5. SpeedEINが提供するサポート内容
課題 | SpeedEINの解決策 |
---|---|
フォーム5472・1120が分からない | 収入ゼロ向けの申告パッケージをご用意 |
ミスやペナルティが怖い | 税務専門家による書類作成・チェックを実施 |
申告期限を忘れてしまう | 提出期日リマインドを必ずお届け |
IRSルールの理解が難しい | 公式IRS資料に基づく正確な情報提供 |
❗ 6. SpeedEINで提供しないサービス
コンプライアンスを重視し、以下のサービスは提供しておりません:
- ❌ 米国内住所の提供:有効な実在住所はお客様自身でご用意ください
- ❌ CP 575の転送・スキャン:IRSは郵送のみ。弊社では一切の転送・スキャンは行いません
- ❌ 違法・グレーな申告手法:IRS規則違反は一切推奨しません
✅ 7. まとめ:収入ゼロでも申告しないとIRS罰金は避けられない
LLC設立時に数百ドルの費用を払っても、申告義務を怠ると$25,000以上の罰金やEIN取消、IRS監査を招く恐れがあります。
SpeedEINは単なるEIN取得代行ではなく、非居住者の皆様の米国LLC運営における 信頼できる税務コンプライアンスパートナー です。