説明:2025年最新版IRS SS-4フォームの記入手順と注意点を詳しく解説。よくあるミスを避けて、スムーズにEIN申請を完了するためのガイドです。
1. SS-4フォームとは?
SS-4フォームは、米国IRSが発行する雇用者識別番号(EIN)を申請するための公式フォームです。新設の法人、個人事業主、パートナーシップなど、事業を営む者はこのフォームを提出してEINを取得する必要があります。
2. 2025年版SS-4フォームの主な変更点
- フォームのレイアウトがより明確になり、一部の項目に補足説明が追加されました。
- 「責任者(Responsible Party)」の情報に関するコンプライアンス要件が強化されました。
- 米国外居住者向けの特別な指示が追加されました。
3. SS-4フォームの記入手順
項目 | 説明 | 注意点 |
---|---|---|
1. 法人名または事業者名 | 登録上の正式名称を記入 | 登記簿の名称と完全に一致させ、誤字脱字に注意 |
2. 事業名(DBAなど) | 通常使われている商号を記入(なければ空欄で可) | 任意記入 |
3. 法人格の種類 | LLC、Corporationなど該当する事業形態を選択 | 誤った選択は申請遅延や拒否の原因となる |
4. 責任者名(Responsible Party) | 事業の管理・支配者である個人の氏名を記入 | 代理人や法人名ではなく、実在の個人名を記載すること |
5. 責任者の識別番号 | SSN、ITIN、または非居住者の場合は空欄でよい | 誤記入は申請拒否のリスクあり |
6. 郵送先住所 | IRSからの通知を受け取る公式の郵送先住所 | 米国内の信頼できる住所を使うことを推奨 |
7. 事業設立日 | 法的に事業が設立された日付を正確に記入 | 記入ミスによる処理遅延を避けるため正確に |
8. 従業員数の見込み | 今後12ヶ月間に雇用予定の従業員数の概算 | 正確な数でなくてもよい |
9. 主な事業内容 | 事業の主な活動内容を簡潔に記入 | IRSが確認しやすいよう具体的かつ明確に |
10. EIN申請の理由 | 新規事業開始や従業員雇用など、申請の目的を選択 | 誤った理由の選択は申請拒否または遅延の原因となる |
4. よくあるミスと回避策
ミスの種類 | 内容 | 対処法 |
---|---|---|
責任者情報の誤記 | 代理人名や法人名を責任者名に使ってしまう | IRS規定に従い実在の個人名を記入する |
郵送先住所の誤り | 米国外の住所や不完全な住所で通知が届かない | 米国内の確実な住所を使用する |
必須項目の未記入や形式誤り | 必須フィールドを空欄にしたり、記入形式を誤る | 各項目を丁寧に確認し、正確かつ完全に記入する |
法人格の選択ミス | LLCやCorporationを間違えて選択し、申請が拒否される | 正確な法人形態を選択する |
スペルミス | 名前や住所の誤字脱字により申請が拒否される | 綿密にスペルを確認する |
5. SS-4フォーム提出後の流れ
- オンラインまたは電話でフォームを提出(非居住者は電話提出が一般的)。
- IRSが内容を審査し、記入内容の完全性を確認。
- 承認後、EIN番号が発行され、確認書類CP 575が郵送される。
- 取得したEINは税務登録や銀行口座開設などに使用可能。
6. SpeedEINを選ぶ理由
- 専門的なフォーム記入代行でミスや遅延を防止。
- 非居住者のIRS規則理解をサポートし、適正申請を支援。
- 最短10営業日でEIN発行を実現。
- CP 575の受領サポートで法令遵守を確保。
7. まとめ
SS-4フォームを正確に記入することが、EIN取得のスムーズな申請の鍵です。各項目の要件を理解し、よくあるミスを避けることで、処理時間の短縮とトラブル回避につながります。
ご不明点やサポートが必要な際は、SpeedEINのプロフェッショナルチームにお気軽にご相談ください。